年の気象学による見解 2016

2016年は畑の作業で厳しい選択をしなければならい年でした。

春に降水量がしっかりあったので、土壌や樹々は暑い夏を迎える準備がしっかり出来していました。夏は厳暑になることもなく、穏やかな夏でした。晴天と雨が交互にくるような9月を迎え、ぶどうの品質を維持するために、畑では何度も摘房と摘粒を行いました。収穫量が減るので、苦渋の選択ではありましたが、結果的にしっかりした味わいの骨格と爽やかさを感じる旨味、上品さと深みのあるアロマがあるワインを産み出すことができました。